ari ari diary

多分、駄文

健康診断

健康診断があった。
前職でも健康診断はあったのだが、今回はその時とは違う会場。
だからなのか、診察内容も違った。


朝の8時過ぎころ、会場到着。
受付で受け付ける。
いろいろ書くものを書きつつ、採便を差し出す。
そのあと
「札幌在住の方でいままで一度もC型ウィルスの検査を行ったことがない方には
 一度だけ無償で検査を受けることができます。
 採血の際に少し多めに血液の量を採るだけなので、良かったら受けてみませんか」
という説明を受けたので、どうせだからということでお願いすることにした。


説明をひと通り聞いてから、診察着なるものに着替えることになった。
トランクス一丁の上に、診察着を着た。
壁に掲示してあった注意書きを読んだら
「ブラジャーなども外してください」的なことが書いてあって
ここにいる診察着を着た女性たちはみんなノーブラなのか…
とか考えていたら、アソコがアレしそうだったけど抑え込んだ。


着替えてから、まずは採尿。
いままでの健康診断では、採尿がいつも難儀で
ものすごい漏れそうか、ものすごい出ないかのどちらかのことが多いんだけど、
今回も難儀だった。後者。出ん。
10分個室で仁王立ちしてたけど、出る気配がなかった。
仕方ないので、窓口の人に事情を話して後回しにしてもらった。


そのあとは、他の診察科目を進めていく。


初めて体験したものに、「眼底検査」というものがあった。
この検査で異常になったときはどうヤバいのかよく分からないのだが、
まあなんか言われるがままに受けた。
「この凹んだところにあごをのせて、この穴を覗いてくださいー」
と前に座っていた、おねぇ…おば…おねえ……んと、係員の女性が言ったので
覗きこんだら、「シュッ!」と風が出てきて、それが眼球に直撃して、
「ヒャッ!」と僕がびっくりして、軽く飛んだ。
「あ、すみませんー」と悪びれもなく、「もう少し続けますね」と
続けたんだけれども、風が来ると分かっているのに
風が眼球に来るたびにいちいちビックリしてしまって、女性が笑っていた。


途中、聴力検査があったんだけど、滲出性中耳炎なので
いつもは右耳に異常ありのことが多かったんだけど、今回は異常なしだった。
ちょっと意外だった。
ただ、いま右耳にチューブが入っているのかどうか覚えてない。。


初めて体験その2。なんて名前の検査だったかよく覚えてないんだけど、
内臓系の検査があった。
お腹辺りにジェルみたいのを塗って、そこに超音波?みたいのが出てきそうな
機器をあてて、何かを調べていた。
妊婦さんとかこういう感じなのかなーとか思った。
妊婦の気分になった。なんか気持ちよかった。


初めて体験その3。肺機能検査というのがあった。
口で息を吸って吐いてを繰り返すだけなんだけれども、
「おもいっきり息を吐いてください」というのが、思ったよりもきつかった。
おもいっきり息を吐いたこともないので、むせたりもした。
あまりやりたくない検査の1つになった。


あまりやりたくない検査といえば、今回は人生初のバリウムがあった。
噂には聞いていたけれども、そのとおりだった。きつかった。
やる前からやりたくなかったけども、やった今も今後やりたくない。


最初に発泡剤を飲んだ後にバリウムをごくごく…プハーッ、、をしたいけれども
吐き出してはいけない。
その状態で、横になった台の上でグルグルグルグル回る。思いの外しんどい。
ゲップも出さないようにしましょう、って言われたんだけど、無理。
日常生活でゲップを我慢するというシーンがないので、
ゲップは無意識に出てしまう。無理。
なので、検査中に「胃の中の空気が少なくなってきたので、また発泡剤を飲みましょう」
と言われ、飲んだ。
そのまま、台が90度に…90度…いや、110度くらいだろうか…
明らかに足よりも頭が下になるくらい傾いてて、これが一番しんどかった。
10分くらいでバリウム検査終了。


ひと通りやるべき検査は終了して、最後に残ってた採尿をし、健康診断終了。


バリウムはそのままほうっておくと固まってしまうので、
 ここ2-3日はできるだけ飲食をして、排泄するようにしてください」
ということで、最後に下剤とその日のみ使えるランチ券をもらった。
…が、どちらも使わなかった。
この健診のあとは普通に仕事であるがゆえ、仕事中に急に催してしまったら
と考えたら、下剤は危ない。これは危ない。ということで服用せず。
ランチ券は単純に一人外食が好きではないので。


ただ、2-3日ほどは意識して多めに飲食を採っていたら、
割とあっさりバリウムは体外に出て行ったようだ。