ari ari diary

多分、駄文

札幌学

札幌学 (新潮文庫)

札幌学 (新潮文庫)

発売して4ヶ月くらい経っているが、未だに札幌市内の紀伊国屋書店などには、「札幌市内で大ヒット!」というPOPとともに、店の入口のところにこの本が平積みにされている。先月、苫小牧に行ったときに駅近くの本屋を覗いたんだけど、そこには本すら殆ど置いていなかった。「札幌市内で大ヒット!」は、あながちウソでもなさそうだ。
まあ、それはどうでもいいんだけれども。本の内容としては、札幌(北海道)の習慣や気質、札幌人はどういう人なのかから、経済まで多角的に分析している。札幌(北海道)のことをここまで細かく書いた本も、そうそう無いだろう。その証拠に、本書は総ページ数が350ページくらいある。結構厚い。
著者は札幌に精通している人なのかと思ったら、そうではなくて、各都道府県の県民性についての著書を多数出版している人らしい。東京出身。そのためか、「これは偏見じゃね?」と思われるような箇所がいくつか見受けられた。なので、この本を真に受けるのも如何なものかと思う。まぁそれでも、ここまでまとめたのは凄い。
ちなみに、北24条は焼き鳥屋が多いんだそうだ。北24条はよく通るんだけれども、そんなこと気にしたこと無かったので、よくよく見てみたら、確かに焼き鳥屋が多い。無駄にビックリした。