ari ari diary

多分、駄文

政治の話

無駄に長いです。興味のある人だけ読んでいただければ良いです。
かれこれ一年くらい「解散だ! 解散だ!」と耳がタコになるくらい聞いてる。ただ、衆議院の任期は4年で、前回は小泉さんが「郵政解散」と称して衆院選挙を行った2005年の話なので、今年中には任期切れになる。つまり今解散をしなくても、どの道今年衆院選が実施されるということを、さっき知った。
まぁ、マスコミの扇動なのか、ホントに実力がなかったのか、なんともいえないけども、自民党が政権を失うのは、現時点では不可避な様子。麻生さんはきちんとやっていると思うのだが、あの口の悪さが本当に災いとなっている感じは否めない。郵政民営化反対だった発言も、声を大にして言ったものではなく、恐らく何気なくぽろっと出たものなんじゃないかと思う。今のマスコミは、そういうのを拾い上げるのが大得意だから。まあ、その様子を見てないから本当にそうなのかは、不明だが。
この首相の発言に対して「あきれる」と答えた小泉さん。未だにこの人を首相にして欲しいという人は少なくないようだが、自分が所属する政党が政権を失うという危機に瀕していても、結局は助言程度のみで自分から「党のために!」と動く気配は丸でない。小泉さんが首相だったときの一番の「野望」が郵政事業を民営化することと僕は記憶してるので、民営化を果たして間もなく首相を退いたこと、またその後は前に出て政局を動かすということを殆どしていないこと、もうすぐ政界を引退すること等を見ると、本当に郵政民営化のためだけに動いたんだな、と改めて思った。昨今の小泉さんの言動に、「新たな小泉劇場か?」と目を光らせているよう野党もいるようだけど、そこまで警戒する必要もないと思う。
それはさておき、定額給付金の件に関しても、物凄い迷走している。「景気対策のために」と言う名目で配るらしいのだが、もう既に世の中はかなり不景気なのだから、それならさっさと配って然るべきだと思うのだが、反対勢力が「そうはさせねぇ」と言わんばかりに抵抗し、世論も、反対派が6-7割くらいあり泥沼化。そのくせ、もらったら嬉しいかというアンケートには、嬉しいと答えた人がやはり6-7割。なんつー我侭な国民なんだ。そして、最近、ようやく給付金の配布が落ち着いてきたと思ったら、手数料に100億円超かかることが判明し、また野党の質問攻めで、泥沼逆戻り。もう何も言えねえ。
そんなわけで、今年が終わる頃には政権が民主党に渡っているだろうことは、やむをえないんだろうなぁ、と半ば諦め状態。でも、そもそも政権を取ったところで小沢さんに首相が務まるのかという話で。この人、心臓に持病を抱えてるらしい。70歳間近になっても機敏に動いてる麻生さんと比べたら、小沢さんがそんなに精力的に動けるとは思えない。
あと、アンチ民主党には割と有名な逸話として、インドのシン首相と会談をする予定だったのに、直前でドタキャンしたという話がある。体調不良というのが一応の理由らしいが、仮にも党のトップともあるべき人がドタキャンとかありえない。最近だと、アメリカのヒラリーさんが、やはり民主党党首との会談を熱望していたのに、日程的に無理として拒否ったらしい。ホントにやる気あるんか。まぁ、今は結局会談する方向で話が進んでいるようだが。
でも民主党って中国大好き政党だからイヤなんだよね。最近もどこぞで小沢さんが演説をしたそうだが、その記事を見たら「中国の政権が揺らいでる」だって。ちょっと待て。ここは日本なんだから、中国の前に日本の心配をしてくれ。つーか、中国と仲良くなったところで、日本に何か良い利益をもたらすのかといわれると、何も無いし(思い浮かばないし)そもそも悪い影響を及ぼす危険性すらあるから、正直あまり中国と仲良くなってほしくない。
という最近の政治に対する雑感を書いてみました。政権交代とここ最近の不況で、なんか「一寸先は闇」という諺がしっくりくる今日この頃です。まぁ、今はダメでも、ン年後にいい方向に進むような明るい材料が今後出てくることを願いつつ、見守っていきますか。