ari ari diary

多分、駄文

人はいつか死ぬ

訃報で、たまに「早すぎる死」って書いてあることがあるんだけど、何を根拠に「早すぎる」って決め付けて書いてるんだろう、といつも思ってしまう。40代〜50代で亡くなったのならわからんでもないけど、60代で亡くなって「早すぎる」と言われても困る。個人的には。先日、ご逝去された稲尾さんは、享年70だったけど、これでも一部では「早すぎる」って書いてあった。いったい人は何歳まで生きれば早すぎないんだと思った。長生きしなければいけないプレッシャー…というのとはまた違うけど、なんかそういうような感じがした。上手い言い回しが見つからない。
ちなみに僕自身は、まだ(かろうじて)20代だからこういうことを言えるのかもしれないけど、正直、70歳とかまで生きたいと思わない。60歳代でポックリいっても、それはそれでいいかなぁとか。なんでかと聞かれると上手く言えないけど、仕事も定年退職して時間を持余している自分が想像できないというか。果たして還暦を過ぎた僕は楽しい(充実した)人生を送っているかどうか、自信が無い。まぁ、実際に還暦過ぎたら、この考えも変わってる気がするけど。まだ30年以上先の話。
でも、だからといって勿論、自ら命を絶つつもりも毛頭ない。勘違いされると困るので一応書いておく。例えどんな状況下に於いても、僕は自殺だけはしない、と心に決めてる。
今この世にいる人って、恐らく、自ら望んで生を受けているのだと思う。折角、望んで産まれてきたのに、自分から死んでしまうなんて、人生最大で最悪の我侭だよなぁ。結構我侭を言ってきた僕でも、そんなことは出来ない。
あと、人生って、長さじゃなくて内容なんだと思う。例えば、享年40でも凄く充実した人生だったというのと、あまりたいしたことはなかったけど90歳まで生きたというのとでは、前者のような生き方をしたいなぁ。でも、今のところちっとも充実しているという実感がない。んー…これからですか。これからですね。