ari ari diary

多分、駄文

皆が皆当てはまるとは限らないけど、個人的に思った傾向として、お喋りな人って喋るときにジェスチャーも加えることが多いなぁ、とこの前の飲み会でふと発見した。お喋りが盛り上がってくると、特にその傾向がある。多分、喋っている本人はジェスチャーしていることも無意識にやってることなんだろう。
どんなジェスチャーかというと、「まぁ待て待て」と割って入るときに相手を制するときのジェスチャーとか、否定をするときに思い切り顔の前で「違う違う」と手を横に振るジェスチャーとか。もっと見てると、そのジェスチャーは今の話の流れ上、あまり関係なかったのでは? とか思ったりもすることがある。盛り上がってる横で、そういう冷静な目で分析している僕もどうかと思うが。
日本一喋る男で有名な、明石家さんまなんかはジェスチャーを加えて喋ってるのがよくわかる。さんま御殿では、爆笑するときは持ってる棒みたいのを壊れんばかりにバンバン叩きつけるし、さらにその「爆笑」を通り超えると引き笑いもそうだけど、そのまま床に崩れ落ちたりするし。僕の周りでさえ、面白い話を聞いて床に崩れ落ちる人なんていない。もちろん、引き笑いもいない。
そんな中、僕はお喋りで盛り上がるということがまずないので、喋っているときにジェスチャーを加えた記憶も殆ど無い。たまに話を上手く伝えようとするためにジェスチャーをする程度。でも、ジェスチャー慣れ(?)していないので、ジェスチャーを加えたところで話が伝わったということも、皆無に近い。僕の手はジェスチャーをするための手ではないんだ! と言わんばかりである。
てかホントにね、カッコよく言うと寡黙、そうでもない感じで言うと無口な僕から言わせると、長いこと寡黙期間(?)が続くと、喋るのが疲れちゃって。学生時代にアマチュア無線をやっていた時期があったんだけど(無口なのに)、たまたま一時間くらい同じ世代の人と話したことがあって、ようやく交信が終わったときには疲労感が漂って、声も軽く枯れ始めてた。
というわけで、一時間話すのと、一時間歩くのだったら、ダンゼン後者の方が楽です。喋るのは、半ばスポーツですね。僕から言わせれば。口の周りの筋肉だけは極度に老化しそう。