ari ari diary

多分、駄文

メディア

朝テレビを見てると、最近は毎日のように、女性を助け身代わりで亡くなった宮本巡査部長・・・もとい警部のニュースをやっているのだが、なんかあまりにもしつこく報道している気がする。確かに生前の彼の人柄も良かったそうだし、その勇気も凄いと思うのだが、そんなヒーロー扱いされる報道に宮本さんはあまり良いとは思ってないんじゃないだろうか・・・僕が宮本さんの立場だったら、霊になりながらも「そんなに報道しないで」と言ってるだろうなぁ。
漁船と衝突したフェリー「たかちほ」の件も、「たかちほ」側は当初は接触したことがわからなかったと言っていたけど、過去に同様の接触事故を起こしていたことや、規定どおりに航行していなかったことが明るみになってきて、段々と「たかちほ」側が悪いんじゃないか的な雰囲気になってる。数日したら報道陣が「たかちほ」を責めてるような気がする。確かに「たかちほ」側も悪いかもしれないが、それ以上にメディア側が「よっしゃ、新たなネタが来たぞ」と獲物を狙うハンターのように待ち伏せしている様子がどうも釈然としない。
あと、最近は連日のように残忍な殺人事件も流れているが、実は昭和30年代とかのほうが殺人事件の件数は多かった、というのも何かで聞いたことがある。それが真実かどうかは断言できないが、猟奇殺人が立て続けに起きたからといって「この国は狂ってる」というのは尚早だと思う。
今の日本って、ホント報道とかメディアに支配されている感が否めない。メディアが日本の将来を支配していると言っても過言ではないと思う。