ari ari diary

多分、駄文

ハヤシライス

台風の影響のため、今日からしばらく雨模様らしいので、
今日は家に居ることに決めていた。
でも、折角家にいるのなら…と思って久々に料理をした。


数週間前、twitterで父ちゃんが母ちゃんに教わりながら
カレーを作ったとつぶやいていた。
カレー…だと…
僕でも作ったことのないカレー…
これは僕もカレーを作らねば…
…なんか、無駄に対抗意識が出てきた…


でも最近は、カレーよりもハヤシライスを食べたい気分だな…
作り方もそう大差がないだろうから、ハヤシライスを作るかな…


というわけで、ハヤシライスを作ることに決め、
前日のうちに必要な食材を買ったのだった。

…とは言っても、今まで作ったことが無いが故、
ハヤシライスの作り方なんてよく知らないので、
一緒に買ったハヤシライスのルーの
パッケージに載っていたレシピを参考にすることに。


このレシピの内容を簡単に要約すると、

  1. コンロの火をぼーん
  2. 鍋に油をどーん
  3. 薄切りの玉ねぎどーん
  4. 牛肉どーん
  5. 玉ねぎが しなる まで炒める
  6. 水どーん
  7. 20分中火で煮込む
  8. ルーどーん
  9. もう少し煮込んで完成!

という感じ。
(要約なので、実際にはレシピにはきちんと書いてます。一応)


しかし先日、あるテレビ番組で
「牛肉は鶏肉や豚肉よりもカロリーが高い」的なことを
言っていたのを思い出す。
僕は、この3つの肉の中ではダンゼン鶏肉が好きなので、
今回は牛肉ではなく鶏肉を使用した。
でも、精肉コーナーで自分の意志で肉を買うのは
実は初めてだったので、どんなのがいいのかよく分からず…
(「自分の意志で」というのは、十代のときに
 親に頼まれて精肉コーナーで買ったことがあるので)
結局、「鍋用・唐揚げ用」と書いてあるやつを買ったのだった。
「まあ、ハヤシライスもカレー鍋で作るし、鍋つながりで…」


でも、玉ねぎと肉だけじゃ具材が少ない気がしたので、
なんとなく僕の好きなきのこも投入することにした。
安かったし。

いよいよ調理。


今回の材料で「切るもの」は玉ねぎしかない。
ただ、今まで32年間、玉ねぎを一度も切ったことがないのでよく分からず…
そんな時はネットで調べる。「玉ねぎ 切り方」で検索。
すると、薄切りにすると良い的な内容があったので、
それにそって進めることに。ネットのある世界って便利ね…
切り方もわかったところで、実際に切り始めたのだが…


…じつは僕、玉ねぎにめっぽう弱い……凄い泣かされる…


家では恋人も度々料理を作ってくれるんだけど、
玉ねぎを扱ってる時は、僕の玉ねぎセンサーが敏感に感知され、
「あ、目が痛い…いま玉ねぎ切ってるな…」というのが分かる。
それくらい玉ねぎには号泣。


それなのに、今回は自分で目の前で切っていくわけだから、
もう涙なしでは切れない。


そんな中でも2個あるうちの1個を切り終えた。
しかしなかなか厳しい。
すると、ふと
「そうか、玉ねぎと僕の目の間に何も遮るものがないから
 涙がボロボロ出るんだ!」
という考えが頭をよぎる。
そして、試しに眼鏡をかけて切ってみる。
うおー、泣ける。。。
涙は止まらない。
意味がなかった。。。


結局、玉ねぎ2個を切るのに10分ほど要した。

泣ける玉ねぎスライスを経て、玉ねぎたちは鍋へ。


肉もこの段階で入れちゃって良いっぽかったので、同時にどーん。


そのまま玉ねぎがしなるまで、炒める。
玉ねぎ切りに比べれば、ちょろいミッション。

炒め終わり、レシピを見ると「水を700cc入れる」と書いてあるので
水を700cc投入。

玉ねぎの味噌汁に見えなくもないような色になった。


少し待ってから、今度はきのこをどーん。

あ…なんかきのこだらけに…
まあ、もう入れちゃったのでいいか…きのこ好物だし…
いやでも、やはり具が多すぎる気が…
ということで、水を100cc追加した。


そこから20分ほど中火くらいでグツグツと煮こむ。
その後、ルーを投入。

おー、なんか見た目だけは美味そうだ。
味は不明だが。


そしてもう少しだけ火を通してから、完成。



秋だけに(まだ暑いけど)、きのこたっぷりハヤシライス。
一口食べてみると…あ、普通に美味しい。
まあ、僕の腕が良いんじゃなくて、
とても良いハヤシライスのルーがあったからこそなんですけどね。


でも、ハヤシライスが作れるようになったので、
今度はカレーライスも作れると思う。今度やってみよう。


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なお、ハヤシライスは翌々日(9月4日)の朝に
うっかりカビが生えてしまったので、ご臨終となりました。。。
気をつけてたんだけど…うっ、うっ…
まあ、残りが1食分しかなかったのが不幸中の幸い。。。