ハヤシライス
台風の影響のため、今日からしばらく雨模様らしいので、
今日は家に居ることに決めていた。
でも、折角家にいるのなら…と思って久々に料理をした。
数週間前、twitterで父ちゃんが母ちゃんに教わりながら
カレーを作ったとつぶやいていた。
カレー…だと…
僕でも作ったことのないカレー…
これは僕もカレーを作らねば…
…なんか、無駄に対抗意識が出てきた…
でも最近は、カレーよりもハヤシライスを食べたい気分だな…
作り方もそう大差がないだろうから、ハヤシライスを作るかな…
というわけで、ハヤシライスを作ることに決め、
前日のうちに必要な食材を買ったのだった。
買
…とは言っても、今まで作ったことが無いが故、
ハヤシライスの作り方なんてよく知らないので、
一緒に買ったハヤシライスのルーの
パッケージに載っていたレシピを参考にすることに。
このレシピの内容を簡単に要約すると、
- コンロの火をぼーん
- 鍋に油をどーん
- 薄切りの玉ねぎどーん
- 牛肉どーん
- 玉ねぎが しなる まで炒める
- 水どーん
- 20分中火で煮込む
- ルーどーん
- もう少し煮込んで完成!
という感じ。
(要約なので、実際にはレシピにはきちんと書いてます。一応)
しかし先日、あるテレビ番組で
「牛肉は鶏肉や豚肉よりもカロリーが高い」的なことを
言っていたのを思い出す。
僕は、この3つの肉の中ではダンゼン鶏肉が好きなので、
今回は牛肉ではなく鶏肉を使用した。
でも、精肉コーナーで自分の意志で肉を買うのは
実は初めてだったので、どんなのがいいのかよく分からず…
(「自分の意志で」というのは、十代のときに
親に頼まれて精肉コーナーで買ったことがあるので)
結局、「鍋用・唐揚げ用」と書いてあるやつを買ったのだった。
「まあ、ハヤシライスもカレー鍋で作るし、鍋つながりで…」
でも、玉ねぎと肉だけじゃ具材が少ない気がしたので、
なんとなく僕の好きなきのこも投入することにした。
安かったし。
切
いよいよ調理。
今回の材料で「切るもの」は玉ねぎしかない。
ただ、今まで32年間、玉ねぎを一度も切ったことがないのでよく分からず…
そんな時はネットで調べる。「玉ねぎ 切り方」で検索。
すると、薄切りにすると良い的な内容があったので、
それにそって進めることに。ネットのある世界って便利ね…
切り方もわかったところで、実際に切り始めたのだが…
…じつは僕、玉ねぎにめっぽう弱い……凄い泣かされる…
家では恋人も度々料理を作ってくれるんだけど、
玉ねぎを扱ってる時は、僕の玉ねぎセンサーが敏感に感知され、
「あ、目が痛い…いま玉ねぎ切ってるな…」というのが分かる。
それくらい玉ねぎには号泣。
それなのに、今回は自分で目の前で切っていくわけだから、
もう涙なしでは切れない。
そんな中でも2個あるうちの1個を切り終えた。
しかしなかなか厳しい。
すると、ふと
「そうか、玉ねぎと僕の目の間に何も遮るものがないから
涙がボロボロ出るんだ!」
という考えが頭をよぎる。
そして、試しに眼鏡をかけて切ってみる。
うおー、泣ける。。。
涙は止まらない。
意味がなかった。。。
結局、玉ねぎ2個を切るのに10分ほど要した。
煮
炒め終わり、レシピを見ると「水を700cc入れる」と書いてあるので
水を700cc投入。
玉ねぎの味噌汁に見えなくもないような色になった。
少し待ってから、今度はきのこをどーん。
あ…なんかきのこだらけに…
まあ、もう入れちゃったのでいいか…きのこ好物だし…
いやでも、やはり具が多すぎる気が…
ということで、水を100cc追加した。
そこから20分ほど中火くらいでグツグツと煮こむ。
その後、ルーを投入。
おー、なんか見た目だけは美味そうだ。
味は不明だが。
そしてもう少しだけ火を通してから、完成。
秋だけに(まだ暑いけど)、きのこたっぷりハヤシライス。
一口食べてみると…あ、普通に美味しい。
まあ、僕の腕が良いんじゃなくて、
とても良いハヤシライスのルーがあったからこそなんですけどね。
でも、ハヤシライスが作れるようになったので、
今度はカレーライスも作れると思う。今度やってみよう。
=====
なお、ハヤシライスは翌々日(9月4日)の朝に
うっかりカビが生えてしまったので、ご臨終となりました。。。
気をつけてたんだけど…うっ、うっ…
まあ、残りが1食分しかなかったのが不幸中の幸い。。。