ari ari diary

多分、駄文

避難訓練

朝に避難訓練があった。出向していたときには、出向先で何度かやったことあるけど、自社では初めてだ。いつから始めるようになったんだろう。
学生時代(特に小中)の避難訓練といえば「火事が発生しました、全員グラウンドに避難してください」というアナウンスが流れて、全校児童が前もって指示されていた階段を下りて黙々とグラウンドに出て行った記憶がある。そのあと、校長先生だかが、毎回「もっと早く避難しましょう」と決まり文句のように言い、そのあと消防署の人から有難いお話をいただいていた。
でも、社会人…というか、うちみたいな中企業の避難訓練がそんなきちんとしたものをやるはずもない。今日は「火出たから避難して」という内線がかかってきて、割とぺちゃくちゃ喋りながら指定された場所へ集合していった。消防署の人に来てもらうほどのアレもあるわけがないので、取りまとめの人が「一番早い人で3分30秒、一番最後の人が6分10秒かかっていました。6分もかかると、ちょっと危ないですよ」という有難いお話があったあとに、すぐに解散となった。避難訓練自体は10分で終わった。
つーか、おおよそ、避難訓練とは思えないユルさで、避難というよりも単に地下駐車場(今回の避難場所)に集合しただけのイベントって感じだったな。全然緊張感なし。あと、避難訓練って、どういう経路を辿って避難するのかって結構重要だと思うんだけど、うちの会社の場合、階段が一つしかないので(非常階段などは無い)、経路もなにも通常時・避難時ともに、そこだけを使うことになる。だから、この避難訓練って意味あんのかなーとか思った。
むしろ、何故か避難用はしごがうちの会社に置いてあるので、そういうものの使い方を教えてくれたほうがいいような気がしてきた。火災のとき、もしかしたら階段がふさがれる可能性もあるわけだし。この避難用はしごが置いてあること自体、多分会社の人間でも半分くらいしか居ないのではないかと思われる。今度、ちょこっと言ってみようか…
ちなみに、この避難用はしご、名前が「オリロー」という。はしごでおりろー、ってか。でも、これ普段は金属の箱の中に入っており、多分社員は誰も開け方を知らないと思われる。おりろー、の前にまずあけろー、ってか。

英語で書くと「ORIRO」。左から読んでも「ORIRO」。右から読んでも「ORIRO」。