ari ari diary

多分、駄文

#01

「滲出性中耳炎」の治療。鼓膜の中に水がたまる病気。右耳の聞こえが悪い。
治療方法が、鼓膜に小さな穴を開けて、そこにチューブを入れ空気・水の通り道を作ることで
耳の聞こえを改善する、というもの。
ただ、過去に何度かしているものの、全く持って完治には至らず。
 
横浜に来てから、仕事で他の人の話を聞くことが格段に多くなったものの、
聞こえが悪いため、たまに聞き取れないことがある。
今後もこの仕事の状況が続きそうだし、これだと支障が出かねないので、
病院で診てもらうことに決めた。
 
ネットで横浜あたりの病院を探していたところ、
webサイト上に「当院では以下の治療に力をいれております」的なことが書いてあって
その中に「慢性中耳炎」の言葉があったので、そこの総合病院に行くことにした。
 
応対してくれたのは、僕よりも若いかもしれない女医さんだった。
女医さんってあまり得意じゃないんだけれど(「得意」ってのもアレだが)、
結構気さくな人で、可愛らしかった。
得意じゃないのに、なんか引き込まれる魅力があった。
あの先生、人気ありそうだな…
 
耳を目視した後にその女医さんが言うには
「中で炎症を起こしてしまっていて、もう自分で治そうとする力が残っていない。
 鼓膜がふさがるとまた水がたまって聞こえが悪くなるから、
 そのたびにチューブで通り穴を作るしか方法は無い」
とのことらしい。その口ぶりから、完治はほぼ絶望的だそうだ。
まあ、僕自身も、完治するとは全く持って思っていなかったので、
それを聞かれた時点で「ああ、やっぱりか」と、妙に納得していた。
 
とりあえず、今日は以前と同じように鼓膜に穴を開け、チューブを入れてもらった。
そして、聞こえが良くなった。
良くなった、というか、今僕がいるのはこんなにも五月蝿い世界なのか、と感じた。
何回か経験してるはずなのに。
 
経過を診るために、再来週にまた行く。