ari ari diary

多分、駄文

ドア

世にはびこるドア*1には、
「押」と書いてあるのに、引くことでも開くことが出来るドアと、
「押」と書いてある通り、押すことでしか開くことが出来ないドアがある。
ややこしい。
 
そもそも、押すことでも引くことでも開くことが出来るドアは、
何を基準に「こっち側は『押』にしよう」とか「こっち側は『引』にしよう」とか
考えてるんだろう。
気になる。
 
で、街中にあるドアは、開けたら少しずつ自動的に閉まるようになっている。
駅やデパートのドアとか。
引力か何かで。
 
この前、とある人の後ろ10mくらいのところを歩いていた。
その人がドアを引いて建物の中に入っていった。
開けたドアが自動的に、徐々に閉まっていった。
その閉まったドアに書いてあったのは「押」。
「あ、あれ…あの人引いて入っていったよね…」と3秒くらいその場でオロオロしていた。
結局、僕は前の人に倣って、引いて中に入っていった…
ということがあった。
押でも引でも開けるドアは、ときに人を混乱させる。
…僕だけか。
 
また、世の中には「押」も「引」も関係ねえぜ!
全部押してやるぜ!的な人もいるようで、
必ずドアを押して入る人もいる。
その人が、「引」と書いてあって本当に引くことでしか開けないドアを
押して開けようとしたときは、ちょっとだけ可愛らしく見える。
…僕だけかな。
 
そんなどうでもいいドア話。
どこでもドアがほしい。
(どんな結末

*1:引き戸ではないタイプ