札幌-千歳-夕張-追分-苫小牧-札幌
昨年秋の札沼線乗りつぶし以来、丁度半年前振りに「JR北海道全線乗りつぶす」小旅行に行ってきた。
今回の行き先は夕張。石勝線夕張支線がまだ乗ったこと無い路線。…いや、もしかしたらあるのかもしれないけど、あったとしても20年以上前の話で、少なくとも僕の記憶の中には無いため、乗ってくることにした。
祖母の家が夕張の隣の町にあるので、夕張は何回か行ったことがある。中学生の頃のスキー学習も夕張マウントレースイスキー場だった(札幌およびその近郊の小中高では、体育の授業でスキーをやることになっている。北海道すべての学校ではない)。
ただ、いずれも20歳以前の話。ここ10年は、夕張に来た記憶が無い。かなり久しぶり。
夕張駅
12時半前に夕張駅到着。
昨日の雨で路面ツルツル & 氷点下5度の寒さ & 強風で、思っていた以上に極寒。
夕張駅すぐのところには、マウントレースイスキー場とレースイホテルがある。
マウントレースイスキー場は、まずまずの客足ってところなんだろうか。もう長いことスキー場なんて行ってないので、写真に載ってる人手が多いのか少ないのか、よくわかんない。
ただ、一部山肌が見えてるところもあり、そろそろシーズンも終わりそうな雰囲気。
夕張市街
夕張の街を北に向かって歩いてみることにした。
夕張といえば、観光産業の一つとして映画があげられる。そのため、街中のいたるところに手作りの看板を見かける。
写真には無いけども、小津安二郎監督作品の映画看板が多かった。
また、つい一週間前には「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」が開かれており、その余韻が残ってたりするのかと思ったが…
人がいない。車の通行量もまばら。余韻の「よ」の字も既に無い。
10年以上前に来たときは、もう少し活気も通行量もあった気がするのだが…
山間にある街なので、それっぽい景色には巡り合える。
でも、山間部は寒いし風は強いし、夕張をけなすつもりは丸で無いけれど、ここに住む人って大変だなーと思いながら歩いていた。
それに比べたら、札幌は住みやすい街だす。道は平坦だし、ここまで寒くないし。石狩平野サイコー
30分ほど歩いたけども、ホントにお店らしいお店もない(飲食店は何軒かあった)。
「ホテル シューパロ」まで行ったところで、これ以上行っても何も無いと判断し引き返す。
当初の予定では、4時間ほど夕張に居て、16時代の列車で戻ろうと思ったんだけど…あまりにも寒い、あまりにも楽しめるところが無い、且つ間もなく発車する13時代の列車を逃すと、次の列車が16時代ので、3時間もの間待たなくちゃいけないので、早々に引き返すことにした。夕張は1時間ほどの滞在で終了。
いち北海道民として、夕張は頑張ってほしいけど…僕みたいな単独徒歩旅行者にはキツい場所かな…。
夕張 ⇒ 追分 ⇒ 苫小牧
夕張発・追分行の列車に乗車。客が3人。でも、駅に着くたびに乗ったり降りたりで…新夕張から追分までは、乗客が僕1人。乗ってるのは運転士と僕だけの2人。すんごいひっそり。
14時半頃に追分に到着。追分から、どういう経路で札幌に戻ろうか…と時刻表を見たら、16時前の苫小牧行まで普通列車が来ないという、びっくりするようなダイヤ。仕方ない、追分で一時間半待ちぼうけ。
追分でプラプラしたり読書したりしながら、苫小牧行きの列車に乗車。
苫小牧で、札幌行きの電車に乗り換え。