ari ari diary

多分、駄文

川湯・屈斜路

プラン

僕は、道東にある著名な湖(阿寒湖・摩周湖屈斜路湖・etc)は、どれ一つとして行ったことが無い。なので、どこかに行きたいなぁと出発前に計画を練っていたところ、釧網本線摩周湖屈斜路湖の間を通ることに気づいた。
今回の旅は金銭的な関係上、出来るだけJR以外の交通機関を使いたくないため、湖まで歩いて行く予定である。地図を見ながら作戦を練った結果、川湯温泉駅から屈斜路湖へ行くのが一番歩く距離が短いんじゃないかという結論に達した。一番短いとは言っても10km弱くらいあるが、なんとかなるだろう。

川湯温泉

川湯温泉駅で下車。

△ブレた。

△わかりにくいが、駅舎右側には「あし湯」との看板があり、その通り足湯を体験できるスペースがある。流石、温泉地。僕は入らなかった。

△微動だにしない犬。死んでるのかと思ったが、物音で目覚めた。

まずは川湯温泉まで

下車した駅は「川湯温泉駅」だけど、実際の温泉街はここから数km離れたところにある。駅前と温泉街の間には、路線バスが走っているのだが、僕はここから川湯温泉を経由して屈斜路湖まで徒歩で目指すことにした。
最初はあたりは森に囲まれていたのだが、15分くらい歩いていたら、徐々に開けてきて、こんな景色が…

写真では少々分かりにくいが、山肌から煙が黙々と立ち込めている。かの昔、登別の地獄谷で似た風景を見たなぁ。

この山に向かって入っていく車を度々目撃したので、どうやら観光地っぽい。名前は…

黄山。温泉卵が有名だと、旅から帰ってから知った。
すると、硫黄山へ続く道から、歩いてる人がひとり出てきて、川湯温泉方面へ向かい始めた。

よく見ると…
歩道がないこの道を、キャリーケースを引っ張りながら歩いている。硫黄山から川湯温泉までは2kmくらいあるが、

川湯温泉


川湯温泉街に到着。
温泉街入口のところに、どーんとあったのが…

川湯相撲記念館。かの有名な横綱大鵬の出身地らしい。初耳。

途中寄った郵便局で、貯金を済ませた後に局員の方に尋ねられた。

局「来てどうですか?」
僕「(川湯に来た感想を尋ねられてるのかと思い)そうですね・・・来たばかりなのでなんとも・・・」
局「・・・?」
僕「・・・?」
局(ひょいとシートを取り上げる)
僕「あっ、切手ですか? 切手シートどうですか、ってことですか?」
局「はい、良かったら」
僕「あー、切手は興味なくて・・・」
局「そうなんですか・・・」

道東有数の温泉地だから、感想を求められたのかと思ったよ…

川湯温泉

屈斜路湖を断念し、再び川湯温泉に戻ってきた。