日本縦断行 3日目:縦断2日目
東室蘭
18きっぷ2日目。
始発の5時50分発の列車に乗らないと、本日の目的地に到着できないので、5時に起き、5時半にはホテルをチェックアウト。
普段の生活で朝早く起きることはたまにあるが、そのまま外に出ることは僕はまずない。今朝は、外に出たらまだ真っ暗だったので、まだ夜かのような違和感を感じた。
東室蘭0550 - 長万部0733
真っ暗の中、出発。乗客は10人も居なかったように思う。
走行中、外を見ながら、明るくなるのを待つ。
6時半を回ったころ、ようやく外が明るくなってきた。
ただ僕は、ホテルであまり寝れなかったので、寝たり起きたりを繰り返しており、どんな景色を見たのかあまり覚えてない。ちらっと見ておきたかった小幌も、いつの間にか通り過ぎており、目がちゃんと冴えたときには、既に終点に到着していた。
長万部0806 - 五稜郭1001
一日一本しか走らない快速列車「アイリス」に乗車。快速列車だけれども、外観は普通列車のそれと変わらない。
函館に近づくにつれて、乗客もどんどん増えてきた。観光地である、大沼で40人くらい乗車してきたため、席がほぼ埋まった。
駒ケ岳のそばを通るので、車窓から撮影に挑戦してみたけど、雲に覆われて殆ど見えなかった。遥か下の方に稜線が少し確認できる程度。
五稜郭
函館駅まで行っても問題は無いのだが、そうなると乗り換えの時間が数分しかなくなる。しかも僕は函館駅に行ったことがないので、駅の構造も知らない。下手すると、時間内の乗換えに失敗する可能性もある。そのため、一つ手前の五稜郭駅で乗り換えすることにした。
五稜郭に着いたが、着いたという証明の写真だけ撮って、そそくさと駅舎に戻る。寒いから。
正直、北海道でも南のほうに来たら多少は暖かくなるかな、と思ったが、考えが甘かった。
五稜郭1017 - 木古内1115
乗客は50人くらい。途中、高校生の集団が乗ってきたが、3-4駅分乗って降りていった。
特に何事も無く、平穏に木古内駅に到着。
木古内は、寒中みそぎで有名な町だそうで、駅舎の壁には、過去の寒中みそぎのポスターがずらりと貼られていた。
木古内1208 - 蟹田1305
木古内駅で次の電車を待つ。
青春18きっぷは、普通列車・快速列車しか乗れないけれども、青函トンネルの間は特急列車しか運行されていないため、特例として木古内-蟹田間のみ特急列車の乗車を認められている。
この旅最初で最後の特急列車に乗車。ところどころに空席があったので座ったけど、普通列車の座席とは全く違う座り心地。眠いのもあって、そのまま夢の世界へ行きそうだった。しかし、蟹田で下り損ねたら特急料金を取られるので、意地で起きてた。
蟹田(青森県)
この旅で初めての本州。木古内駅で乗車した人も結構いたし、時期が時期だけに、18きっぱーらしき人とかゾロゾロ下りるんだろうなぁ、と思っていたが、それらしい人が一人もおらず。僕だけっぽい。これは意外。
タクシーが数台止まっているだけ、お店すら無く、自販機だけはある、ひっそりとした駅周辺。駅舎内はストーブが焚いてあったので、暖をとって次の電車を待った。
青森(青森県)
サンポットでかいなー
青森に来るのは、中学生の修学旅行の時以来。15年くらい振り。
次の列車まで時間があったので、青森駅周辺を散策してみたもののと、あまり大きく動きたくもないので、適当に写真を撮ってから駅近くの本屋で時間を潰す。
青森1613 - 秋田2003
この日一番のロングラン。4時間弱乗車。
まぁ、ただ乗ってるだけなら我慢は出来る。ただ、車内の座席シートが暖房が効いており、いや北海道の時も勿論暖房が効いていたんだけれど、本州に入ってからのそれは北海道のときよりも高い温度で設定されている模様。そのため、暖かいを通り越して、暑い。さらに、乗客が結構いて立ってる人もおり、車内は25度くらいまで達していたと思う。上着を着ていたが、混んでいる中脱ぐのも邪魔になるかと思ってしまい躊躇われた。
そんな中、ずっと座っていたので・・・段々とのぼせてきて気持ち悪くなってきた・・・意識も朦朧としてきた。
そんな意識の中揺られていたら、途中の駅で乗客がドッと下車。それを機にその後は立ったまま秋田駅まで。気持ち、車内の温度も若干下がった気がする。茹で上がらなくて良かった。
秋田2026 - 酒田2212
本日最後の乗車。
あの暑い電車に比べれば、快適な移動だった。
勿論、外は真っ暗。