ari ari diary

多分、駄文

室蘭-長万部-小樽-札幌

青春18きっぷ 2006-2007冬 4日目

乗車 下車 路線 種別 始発-終着
室蘭
0800
母恋
0803
室蘭本線 普通列車
3両編成
室蘭-苫小牧
母恋
0925
東室蘭
0936
室蘭本線 普通列車
1両編成
室蘭-登別
東室蘭
1002
長万部
1153
室蘭本線 普通列車
2両→1両編成*1
東室蘭-長万部
長万部
1219
小樽
1529
函館本線 普通列車
2両編成
長万部-小樽
小樽
1722
札幌
1814
函館本線 普通列車
3両編成
小樽-千歳

 

室蘭

地球岬を見たいがために、6時半ころに起床。凄い。6時代に起きたの何年ぶりだ。好きなことになると、早起きは苦じゃなくなる。おきてすぐに外を見たら、当然のように真っ暗だった。なんか雨音が聞こえてくる。雨なのか。それはいただけない。
7時半ころにチェックアウト。外に出ると雨はあがっていた。これ幸い。まず、昨日、地図を買ったローソンでメモ帳を買う。理由は、駅スタンプを押すため。駅スタンプの存在は知っていたけど、何人かスタンプを押している人がいて、僕も押したくなったので押すことにした。スタンプラリーみたいなモンだ。収集癖がある僕なので、これも趣味にしてしまう可能性がある。
 

母恋

JRで室蘭駅から母恋駅へ移動する。すぐ隣りの駅。

ここから地球岬まで歩く。2kmちょっと。
道のりは、駅前の道をひたすら真っ直ぐ行けばいいだけなので、迷うことは無い。ただ、徒歩で往復する時間を考えると、あまりゆっくりと岬にいることはできないかも。でも、一目でも太平洋の大海原を見たい。
それにしてもこの道路は、タクシーがやたらと通る。3分に1回はタクシーを見る。
残り1kmくらいになって、急な上り坂になった。傾斜がきつい。しかも歩道が滑る。でも急がなきゃ・・・。

ハァハァ・・・なんだか、空気が薄くなってきた・・・のは気のせいか・・・*2
 

地球岬


空気が薄かったけど、無事地球岬到着。所要時間約30分。思ったよりも早く着いた。

あはー、誰もいない。途中、地元の人がウォーキングしてるのを見たけど、着いたときには岬を一人占め。ヤバいッス。なんか一人ハシャいでた。

でも、そんなゆっくりもしてられないので、20分くらい楽しんだ後、駅へ戻った。
↓駅へ戻る途中に激写

 

母恋0925 - 東室蘭0936


無事、東室蘭行きの列車に間に合った。母恋駅の駅舎に入ったら、スタンプがあったので押してきた。
そのスタンプを載せようと思ったんだけど、スキャナがないので載せられない。
 

東室蘭


室蘭駅周辺と違い、あまりめぼしいものがない。とりあえず、長万部に行く間にお腹が空くかもしれないので、駅のそばにあったコンビニでおにぎり購入。駅のそばにあったコンビニがセブンイレブンだった。初めてローソン以外を使う。
あとは、外をぶらぶらと歩いていたら、「いかにも」風な旅行者を発見した。なんかひげがのび放題で、いかにも「長期旅行者です」的な風貌を醸し出していたんだけど、何故か足にはサンダル。いくら雪が無いとは言え、それはムリがあるのでは・・・
 

東室蘭1002 - 長万部1153

さっきのサンダル旅行者は、この列車の1両目に乗った模様。僕は2両目へ。
発車してから「この列車は、豊浦で列車を切り離し、先頭車両のみで運転いたします」とのアナウンスが。早く言って。でも、時刻表で確認したら豊浦に着くのは、かなり後半のようなので、そのまま座ってた。

左手は海、右手は主に集落や山。そんな中をひた走る。
豊浦が近づいたので、やむなく1両目へ。そしたらサンダル旅行者がいた。・・・んーー? サンダルじゃないな・・・スリッパだ。スリッパ履いてるよ、この人。どこにでも売ってそうな、数百円のスリッパ・・・。凄いな・・・
あと、「小幌(こぼろ)」という駅がすごかった。トンネルから抜けたらすぐに駅。駅を発車したと思ったらすぐにトンネル。あとから知ったのだが、ここは鉄道マニアなら知らない人はいないくらいの、秘境駅の中の秘境駅らしい。僕もこういうところ惹かれる。カップルがここで降りたっぽい。僕は今回は素通りしたけど、また来ようかな。

 

長万部


ここでも、列車待ち合わせの乗客多し。函館・小樽・室蘭方面に分岐するからね。

♪せーんろーはつづくーよー どーこまーでーもー
 

長万部1219 - 小樽1529

この旅最後の長時間乗車である。
例のスリッパ旅人もこの列車に乗った模様。室蘭から小樽までスリッパで移動する人なんて聞いたことない。

長万部では曇ってたけど雪は降ってなかった。しかし、走り始めてまもなく雪が降り始め、あたりも雪化粧に。1時間くらいしたら、徐々に羊蹄山が見えてきた。この路線、一番の名物(個人的に)。でも、頂上付近は雲に覆われていた。
それにしても時間が経つにつれ客がだんだん増えてきた。立ってる客もちらほらと。
2時間くらいで、羊蹄がかなり大きく見えたので、頃合を見計らって激写。

その後、倶知安駅に到着。今まで見た中では割と雪がある。ここで 20分くらい停車することになった。
駅舎内でそばかうどんかを売っているらしく、多くの乗客が階段の連絡通路をわたって買いに行ってた。その中に、例のスリッパ旅人を発見。麺が入ってる容器をこぼさないように慎重に歩いてる。「あれ、滑んないのかな・・・」と気になって仕方なかった。
仁木町近辺では、ぶどう狩り用と思われる果樹園が線路沿いに、数km続いてた。ぶどうが沢山取れるところは、やはりワインも名産なんだろうか、とどうでもいいこと考えてみる。
 

小樽

無事到着。駅構内は人が多くて、スリッパ旅人は小樽を最後に見かけなくなった。あの人がスリッパでどこまで行ったか、気になる。

札幌から日帰りでいける観光地。何回か来ており、特に見たいものもなかったので、なんとなく昼と夜の運河を撮ってきた。

オルゴール堂にも行きたかったんだけど、どこにあるかわからなかったのでやめた。
それにしてもカップル多すぎ。
 

小樽1722 - 札幌1814

混んでたが座れた。真っ暗な外を眺めながら、もう旅も終わりかーと感慨にふけた。
 

札幌


札幌到着、旅終了。
現実に戻ってきた感覚。
 

エンディング

というわけで、無事終了。以下、雑感。

  • 初めての一人旅は凄い面白かった。ぜひまたしたい。
  • 鉄道にハマりそうな気がする。
  • 主要駅の駅前にあるコンビニはローソンが殆どだった。
  • 主要駅の駅前にあるスーパーは長崎屋が多かった。
  • スタンプ収集にも興味が出てきてしまった。
  • デジカメが 2回ほどエラーした。データが消えなかったのが不幸中の幸い。
  • デジカメの夜景モードは上手く撮るのが難しい。
  • 地図は必要だと思った。街中散策するにも、迷子になるのを恐れて、あまり駅から離れられず。

*1:東室蘭-豊浦間は2両、豊浦-長万部間は1両

*2:パクり