ari ari diary

多分、駄文

14才の母 最終回

1クール、1回も見逃さずに見た。見ちゃった。僕はドラマはそれほど好きなほうでもないのだが、このドラマは面白かった。
以下、少々ネタバレありなので畳みます。
元々、全10話だったそうらしいんだけど、ドラマが好評だったため、急遽、全11話になったらしい。
最終的には、「14才の母」は子供を出産し、母子ともに無事退院してハッピーエンドで終わった。こういう手のドラマは、出演者の誰かが死ぬと言うパターンがありがちだと思うんだけど、そういう風にはならなかったのが少々意外な感じもした。というか、当初は母か子、どちらかが死ぬように脚本を書いてたかもしれない。あくまで僕の予想だけど。
ただ、いじめ問題による中高生の自殺が相次いで報道されている昨今、命の大切さをドラマを通じて伝えたかったようにも思える。実際、第9話で出産するまでは「中学生で出産すること」を主眼においていたが、生まれた後のラスト2話は、「命の大切さ」を伝えようとしていたように感じた。「生まれてきた赤ちゃんも今を懸命に生きようとしている。なのに、君が死のうとしてどうする」・・・とかね。その分、個人的にはラスト2話の内容が若干薄くなった感じが否めないのだが。
誰も死なずにドラマが終わったことに関しては、賛否両論あるようだけど、このご時世だからこそ、僕はこれで良かったと思う。